![CFJ(消費者金融)は時効援用できる?条件や成立期間は?弁護士介入メリットもご紹介](https://www.mashimo.biz/media/wp-content/uploads/2024/05/64_CFJ.webp)
CFJへの借金返済に悩んでいる方も多いのではないでしょうか。実はCFJの借金は、ある条件を満たせば時効援用できる可能性があります。
時効援用とは、一定期間の経過により債権が消滅することを援用する制度のこと。CFJの借金も、最終返済日から5年以上経過し、その間に返済や返済の意思表示をしていなければ、時効援用の対象となります。
ただし、CFJへの時効援用には注意点があります。多くの債権が債権回収会社に移管されているため、時効の起算点が変わる可能性があります。また、時効援用の手続きを誤ると、かえって不利益を被ることも。
そこでおすすめなのが、弁護士への依頼です。CFJの時効援用に強い弁護士なら、適切に時効成立を判断し、CFJや債権回収会社とのやり取りを代行できます。
本記事では、CFJへの時効援用の条件やメリット、弁護士に依頼する際のポイントなどを詳しく解説します。借金の悩みを抱えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
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CFJの会社情報
CFJの会社情報について解説します。
会社名 | CFJ合同会社 |
---|---|
所在地 | 東京都新宿区新宿6-27-30 新宿イーストサイドスクエア |
大まかな分類 | 元消費者金融会社(現在は貸金業登録なし) |
設立 | 1995年6月 |
関連する債権者 | ディックファイナンス、アイク、ユニマットライフ |
CFJを一言で表すとどんな会社?
シティグループ傘下の元大手消費者金融会社で、現在は新規貸付を行っていません。
CFJが関係している借金・代金は?
- ディックファイナンスの借金
- アイクの借金
- ユニマットライフの借金
これらの会社が1995年にCFJとして合併しました。
【古い借金】CFJからの請求は時効援用可能?
CFJは2009年に貸金業登録の更新を見送り、融資業務から撤退しました。最終返済から5年以上経過していれば、時効の援用で支払い義務がなくなる可能性があります。ただし、訴訟を提起された場合は裁判所で時効を主張する必要があります。
CFJ関係の借金が時効援用できる3つの条件とは?
CFJ関係の借金の時効を成立させるために、3つの重要な条件があります。過去にCFJと取引のあったディック・アイク・ユニマットライフの債権も、CFJに移管されているケースがあるので注意が必要です。
時効の成立要件を正しく理解して、適切に時効を援用することが借金ゼロへの近道となるでしょう。
最終返済日から5年以上経過している
CFJの借金の消滅時効は、原則として最終返済日から5年となっています。
ただし、この5年の時効が成立するためには、その間に裁判所からの支払い請求がなかったことが条件になります。仮に10年以内に裁判で請求を受けていた場合、消滅時効は10年に延長されてしまうので注意が必要です。
CFJの借金について時効を援用する際は、最終返済日から5年以上が経過していることを確認しましょう。
時効期間中に返済していない
消滅時効の成立には、時効期間中に一切の返済を行っていないことが重要です。たとえわずか数百円の返済でも、その時点で時効はリセットされ、再び最初から時効の起算がスタートしてしまいます。
CFJから届く「大切なお知らせ」などの通知に、返済用の口座が記載されていることがありますが、そこに返済しないよう注意を払いましょう。時効の利益を得るには、時効期間中の完全な返済ストップが不可欠です。
時効期間中に返済の意思表示をしていない
返済の意思表示を行うことも、時効をリセットする大きな要因となります。例えば、CFJからの問い合わせに対して「支払います」などと回答してしまうと、これが返済の意思表示となり、時効が更新されるリスクがあります。
消滅時効を援用するためには、時効期間中は返済の約束をせず、CFJとのやり取りにも十分な注意が必要です。時効の成立を目指すなら、CFJとの連絡は弁護士に依頼するなどして、意思表示のリスクを避けるのが良いでしょう。
CFJへの時効援用の際に注意すべき特徴とは?
CFJは平成21年に全ての融資業務を終了しており、保有する債権の多くが債権回収会社に売却されているという特徴があります。
そのため、CFJへの時効援用では、債権の流れを正確に把握することが重要です。ここでは、CFJの債権回収の実態と、時効援用の際の注意点について解説します。
時効援用に対しては柔軟に対応してくれる傾向にある
CFJは債務者からの時効援用に対して比較的柔軟な対応をしてくれる傾向にあります。時効が成立したと認められる場合、それを証明する書面を送付するケースが多いのです。
ただし、CFJの対応はあくまで傾向であり、必ずしも時効を認めてもらえるとは限りません。時効の成立を確実なものにするためには、弁護士のサポートを受けることをおすすめします。
CFJの債権は債権回収会社に移管されているケースが多い
現在、CFJが直接管理している債権はごく僅かです。ほとんどの債権が、オリンポス債権回収やアウロラ債権回収などの債権回収会社に売却されています。
債権の移管時期によっては、時効の起算点が変わる可能性があるため、注意が必要です。例えば、CFJが時効成立直前に債権を売却した場合、その時点から改めて時効が進行し始める可能性があります。CFJへの時効援用では、債権の移管状況を正確に把握することが極めて重要だと言えるでしょう。
信用情報機関への時効の報告は債権回収会社経由になることが多い
CFJの債権が時効成立した場合、その情報を信用情報機関に報告する作業は、主に債権回収会社が行います。CFJが直接信用情報機関に報告することはほとんどありません。そのため、時効が成立した後は、信用情報機関の登録内容を確認し、CFJの延滞情報が確実に削除されていることを確かめる必要があります。
万が一、削除されていない場合は、債権回収会社に問い合わせるなどの対応が求められます。
CFJへの時効援用で借金がゼロになるメリット
CFJへの借金の返済に苦しむ多くの人にとって、時効の援用は希望となります。ここでは、CFJの債権について時効が成立した場合のメリットを詳しく解説します。借金ゼロを目指す際の参考にしてください。
借金の返済義務がなくなる
CFJへの時効援用が認められれば、その借金の返済義務は法的に消滅します。つまり、CFJに対して支払いを続ける必要がなくなるのです。
また、CFJから届く「ご相談のお知らせ」などの返済を促す通知もストップします。借金の返済に追われる日々から解放され、新たな生活をスタートさせるチャンスが訪れます。時効の成立は、債務者にとって大きな転機となるでしょう。
延滞のブラック情報が消える
時効の成立により、CFJへの延滞情報が信用情報機関から削除されます。CFJや債権回収会社から信用情報機関への報告により、ブラック情報が消去されるのです。延滞歴が信用情報から消えることで、新たな借り入れやクレジットカードの作成などが可能になります。
また、住宅ローンの審査においても、ブラック情報がネックとならなくなるでしょう。CFJへの借金の時効が成立すれば、信用情報がリセットされ、経済的な選択肢が大きく広がります。
精神的な負担から解放される
CFJへの返済に追われる生活は、多大な精神的ストレスを伴います。借金の存在が頭から離れず、毎日が憂鬱になってしまう人も少なくありません。
しかし、時効が成立し借金がゼロになれば、そうした重圧から開放されます。返済に怯える必要がなくなり、前向きな気持ちで未来を考えられるようになるのです。
CFJへの時効援用は、金銭面だけでなく、精神面でも大きなメリットをもたらします。人生の再スタートを切るための重要な一歩となるでしょう。
CFJへの時効援用を自力で行うリスク
CFJへの時効援用を自力で行うことには、いくつかのリスクが伴います。時効の判断を誤ったり、手続きのミスで援用が無効になるなど、法的知識が不足していると思わぬトラブルに巻き込まれる可能性があります。
ここでは、CFJへの時効援用を自力で行う際に注意すべきポイントを詳しく解説していきましょう。
時効の判断を誤るリスクがある
CFJへの時効援用を自力で行う際、最も注意すべきなのが時効の判断を誤るリスクです。時効の起算点(いつから時効が始まったか)を正確に把握していないと、実は時効が成立していないのに援用してしまう危険性があります。
また、裁判や支払いなどの時効の更新事由を見落としていると、思わぬところで時効がリセットされているかもしれません。このように、時効の判断には法的知識が必要であり、自分ひとりでの判断は大きなリスクを伴うことを認識しておく必要があります。
CFJまたは債権回収会社側から時効を争われるリスクがある
CFJへの時効援用を自力で行うもう一つのリスクが、CFJまたは債権回収会社側から時効を争われる可能性があることです。
時効の援用通知を送っても、CFJや債権回収会社がそれを認めない場合、訴訟になるリスクも考えられます。そうなると、法的な対応が必要になり、専門家のサポートなしでは対処が難しくなってきます。
CFJや債権回収会社との交渉は、法律の専門家である弁護士に任せた方が、トラブルを避けられる可能性が高いと言えるでしょう。
手続きのミスで時効援用が無効になるリスクがある
CFJへの時効援用では、手続きのミスで援用が無効になるリスクにも注意が必要です。
時効援用通知書の記載ミスや書留の出し方の誤りなど、一見些細なことのように思えますが、これらのミスが原因で時効の援用が認められないケースがあります。
特に、法律の専門知識がない一般の方が自力で行うと、手続きのミスを犯す可能性は高くなります。やはり、弁護士のサポートを受けながら時効援用を進めていくのが確実だと言えるでしょう。
弁護士に依頼するメリットと選び方のポイント
CFJへの時効援用を進める上で、弁護士に依頼するメリットは非常に大きいと言えます。時効成立の判断が適切にできるほか、CFJや債権回収会社とのやり取りを任せられるなど、法的な面でのサポートが得られるからです。
ここでは、弁護士に依頼する際のメリットと、選び方のポイントについて詳しく解説していきましょう。
時効成立の判断が適切にできる
弁護士に時効援用を依頼する最大のメリットは、時効成立の判断が適切にできる点です。弁護士ならば、CFJの債権の時効成立要件を法律に基づいて正確に判断できます。
また、債権回収会社に債権が移管されている場合、時効の起算点がいつになるのかについても的確なアドバイスを受けられます。
時効の判断を誤ると、思わぬトラブルに巻き込まれるリスクがあるだけに、弁護士の専門的な判断が重要です。
CFJや債権回収会社とのやりとりを任せられる
弁護士に依頼するもう一つの大きなメリットが、CFJや債権回収会社とのやり取りを任せられる点です。時効援用通知のやり取りを弁護士に任せることで、ミスのリスクを減らせるだけでなく、精神的な負担も大幅に軽減できます。
また、CFJの債権が債権回収会社に移管されている場合、交渉の窓口も債権回収会社に変わることになりますが、この交渉も弁護士に任せられるのは心強いポイントだと言えるでしょう。
CFJ時効援用に強い弁護士を選ぶ
弁護士に依頼する際は、CFJの時効援用に特化した事務所を選ぶことがポイントです。無料相談を実施しているだけでなく、CFJの時効援用の実績が豊富な事務所が適任だと言えるでしょう。
できれば、過去にCFJやディック、アイク、ユニマットライフへの時効援用に成功した事例を持つ事務所を選びたいものです。取り扱い件数が多ければ、CFJ関連の時効援用のノウハウも蓄積されています。
実績のある弁護士を選ぶことで、スムーズかつ適切に時効援用を進められる可能性が高くなります。
CFJへの時効援用の注意点
時効援用を行うことで、CFJへの借金を法的に無効にすることができますが、いくつかの注意点があります。時効援用通知書の記載内容に不備があると、せっかくの時効援用が無効になってしまうかもしれません。
また、時効援用後に再びCFJから借り入れを行うと、また同じような借金地獄に陥ってしまうリスクがあります。CFJへの時効援用を検討している方は、以下の点に注意しましょう。
時効の援用前にCFJや債権回収会社に連絡しない
CFJへの借金が時効援用可能な状況であっても、安易にCFJや債権回収会社に連絡してはいけません。「支払いをします」などと言ってしまうと、時効がリセットされてしまうリスクがあるからです。
時効援用を検討している場合は、まずは弁護士に相談し、適切な対応方法をアドバイスしてもらいましょう。
弁護士なら、時効成立の可能性を適切に判断し、CFJや債権回収会社とのやり取りを代行できます。
時効援用通知書の記載内容に注意する
CFJへの時効援用を行う際は、時効援用通知書の記載内容に注意を払う必要があります。通知書には、債権者名、債務者名、契約日、契約番号、最終返済日、時効の援用をする旨などを漏れなく記載しなければなりません。
時効の起算点となる最終返済日の記載を間違えると、時効援用が無効になってしまうこともあります。通知書の記載内容に不安がある場合は、弁護士に作成を任せるのがベストです。弁護士なら、適切な記載内容を整理し、ミスのない通知書を作成できます。
時効援用後に再度CFJから借り入れしない
CFJへの時効援用が成立すれば、CFJへの借金は法的に無効になります。しかし、時効援用後に再び借り入れを行ってしまうと、また同じような借金地獄に陥ってしまうかもしれません。
CFJは、過去に時効援用された方に対しても、「お客様のご要望をお知らせください」などの通知を送り、再び借り入れを促すことがあります。時効援用を機に、借金に頼らない生活習慣を身につけることが大切です。
もし、どうしても借り入れが必要な場合は、銀行などの信用度の高い金融機関を利用するようにしましょう。
CFJへの時効援用に関するよくある質問
CFJへの時効援用に関して、「CFJは時効援用可能な状況なのに、なぜ通知を送ってくるの?」「時効援用後、CFJから請求はこない?」「CFJ以外の借金も時効援用できる?」など、多くの方が疑問に感じるポイントがあります。
ここでは、CFJへの時効援用に関する代表的な質問について、わかりやすく解説していきます。
Q. CFJは時効援用可能な状況なのに通知を送ってくるの?
これは、債務者が通知に反応して返済の意思を示すことで、時効をリセットさせることを狙っているのだと考えられます。CFJからの通知に反応せず、弁護士に相談して適切に時効援用を行うことが重要です。
Q. 時効援用後、CFJから請求はこない?
しかし、CFJの債権の多くは債権回収会社に移管されているため、オリンポス債権回収やアウロラ債権回収などから請求が来る可能性はゼロではありません。
万が一、時効援用後に請求が来た場合は、弁護士に相談して適切に対応することが大切です。弁護士なら、債権回収会社に時効の成立を主張し、請求を止めさせることができるでしょう。
Q. CFJ以外の借金も時効援用できる?
ただし、借金ごとに時効の起算点(最終返済日など)が異なるため、注意が必要です。
また、債権者によって時効援用への対応も異なります。CFJ以外の借金の時効援用を検討している場合は、まずは弁護士に相談するのがおすすめです。弁護士なら、借金ごとの時効成立の可能性を適切に判断し、債権者との交渉を代行できます。
まとめ
このようにCFJへの借金は、一定の条件を満たせば時効援用が可能です。しかし、時効の判断を誤ったり、手続きを間違えたりすると、援用が無効になるリスクがあります。CFJの債権は債権回収会社に移管されていることも多く、専門的な知識が必要となるでしょう。
そのため、CFJへの時効援用は弁護士に依頼するのが確実と言えます。無料相談を実施しているCFJ時効援用に実績のある法律事務所を選ぶことで、安心して手続きを進められるはずです。時効援用をきっかけに、新しい人生をスタートさせましょう。