異動情報(ブラックリスト)の中に「遅延解消」という用語があります。 意味は読んで字の如く、支払い遅延が解消している状態の事です。 支払いを怠ると、遅延や手数料遅延という事故情報が付きます。 この状態を解消すると、遅延解消という事故情報に切り替わります。 この「解消」にも定義があり、完済した場合・リスケジュール等の支払い条件変更後に「3回以上正常に入金が行われた」場合に切り替わりますので、 せっかくリスケジュールされた後に、支払いを遅れてしまうと個人情報に傷がついたままの状態になってしまいます。 支払い条件変更後の支払いは、取り決め通りに行う事をお勧めします。
最近作られた「造語」で、 この言葉の意味は「ある程度の年齢でクレジットヒストリーが全くない人の事」を指します。 現代のカード社会で、キャッシングやショッピングの履歴がなく、信用情報機関に何の登録もない為住宅ローン・自動車ローン・各種クレジットカード審査に落とされやすいとされています。 こういった状態が悪い事だとは思えませんが、貸す側からみると何も情報がないというのが「怪しい」と判断される事があるそうです。 住宅ローンや事業者ローンの様に、大きな目的があるローンなどを組む場合などは、何かしらのカードだけでも作っておいた方が良いかもしれません。
カードなどで払う分割払い契約は、個人信用情報上では「貸付」という位置付けになります。 ですので、毎月の分割払いの支払いを怠れば信用情報に登録されます。 例え少額の支払いでも、最後に払う端数の金額でも、遅れて支払えば「延滞」です。 延滞の期間が、61日以上あれば信用情報に事故情報として登録される可能性があり、もし事故情報が登録されてしまうと、その情報は完済後5年間は消えません。 少額の支払いや最終回分の支払いをきちっと行わないと、事故情報として登録されてしまうという事を覚えておくといいでしょう。
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